OSSビジネス千里眼

WordPressの実行環境においてKUSANAGIを使用しない理由がなくなった件(吉政忠志氏のOSS千里眼)

こんにちは。デジタル・ヒュージ・テクノロジー顧問の吉政でございます。

全世界の1/3のWebサイトがWordPressで稼働するようになり、CMSの60%がWordPressになりました。

※最新の市場データはW3techsをご覧ください。

https://w3techs.com/

WordPressがここまで普及する背景には以下があると考えています。

・コンテンツ管理が楽だから

・デザイン性が高いから

・プラグインやテーマが数万単位で存在しており、カスタマイズをしなくても奇麗なサイトを作れるから

・ほかのCMSの開発力が低下し、最新のGoogleSEO対応や最新のOSへの対応、バグフィックスへの対応に遅れが出てきているため

・ほかのCMSのシェアが急激に低下し、周辺のプラグインの開発も停滞し、更新がされなくなったり、脆弱性が放置されるケースが散見されるようになってきたため

しかしながら、このWordPressにも他のCMS同様に弱点があります。他のCMSもそうですが、使いこなしてコンテンツ量が多くなればなるほど、表示速度が低下したり、管理画面が重くなるのです。この状況から脱出するための方法として、よく以下の案がとられてきましたが、効果はありませんでした。

・表示速度はある程度、キャッシュやクラウドスペックの向上で対応できる場合もあるが、管理画面はどうにも軽くならないため、更新作業が億劫になる。

・WordPressのチューニングを専門家に依頼する方法もあるが、専門家の力量に依存し、高額なうえに、成功しない場合もある。

このような状況を打開するために生まれたのが「KUSANAGI」です。

「KUSANAGI」の良いところは、おおよそ以下になります。

・WordPress自体やプラグイン、テーマの修正をせずに、そのまま移行できる点

・KUSANAGIに乗せ換えるだけで10倍程度高速化する点

・チューニングするとさらに高速化できる点

・セキュリティも強化される点

ちなみに、WordPressをお使いの方でしたら、ざっくり以下の手順で簡単に高速化のテストができます。

1)別クラウドか別インスタンスにKUSANAGI+WordPressを標準インストールする

2)既存のサイトからお引越しツールで、KUSANAGI上に引っ越してみる

3)テストサイトと既存サイトをTEST MY SITEなどのGoogleの速度測定ツールを使って比較してみる。

4)問題なく早くなるようでしたら、KUSANAGIに移行する

Google TEST MY SITE

https://testmysite.withgoogle.com/intl/ja-jp

ちなみに、Google TEST MY SITEの結果で「要改善」の結果が出ている場合は、表示速度でペナルティを受けていますので、改善させないと、検索順位が上がりにくくなります。その場合は早々の対応をされたほうが良いと思います。

なお、このコラムを掲載いただいているデジタル・ヒュージ・テクノロジーはKUSANAGIの事例を多く公開しており、KUSANAGIが得意な会社です。

KUSANAGIについて
https://kusanagi.dht-jpn.co.jp/solutions/kusanagi/

デジタルヒュージテクノロジーKUSANAGI事例集

https://kusanagi.dht-jpn.co.jp/works_category/kusanagi/

KUSANAGIサイトの構築、チューニングも行っていますので、興味がある方は、以下よりお気軽にお問い合わせください。

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