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コラム

Googleの速度測定ツールが改訂されました。皆さんのサイトをチェックしてみましょう

こんにちは。デジタル・ヒュージ・テクノロジー顧問の吉政でございます。 Googleのモバイル速度測定ツールが改訂されました。 Googleは少し前に宣言している通り、PCからの表示環境はカウントせずにモバイル環境で見やすいか、速いかをチェックしています。もうモバイルしか見ないということですね。実際にモバイルで速ければPCはさらに速く、モバイルで見やすければPCでも見やすいです。 そこで、GoogleはTEST MY SITEというモバイル環境での表示速度チェックツールを公開していました。Page Speed Insightがページ単位で測定するのに対して、TEST MY SITEはサイト全体をチェックしてくれます。 新しくなったTEST MY SITEのトップページはこんな感じです。 https://www.thinkwithgoogle.com/intl/ja-jp/feature/testmysite 低速なモバイルサイトは損してますよ!とGoogleは言っています。 Googleにとってみると、検索した先のサイトが遅かったり、見にくかったりすると「へい!Googleさん、とんでもないサイトをリコメンドしてくれたな」という評価を頂くので、Googleにとっては重要なことなのです。 「Googleの評価が下がってもうちには関係ない」 と思う方がいるかもしれませんが、全世界の検索シェア9割のGoogleのツールでペナルティを受けると、検索順位が下がります。日本での検索シェアは95%なので、Google中心に考えてもいいくらいです。 チェックして「遅い」というペナルティを受けてしまった方々へ、私なりの対処法を書きます。 厳密にはTEST MY SITEの計測結果にその対処法が書いてあるのですが、それが対応できる方はその対応をしてください。(解決できるかどうかは微妙ですが) 私なりの対処法は以下です。 モバイル用のスクロール画面や、重たい画像を表示しないようにする(特にトップページ) KUSANAGIというWebサイトを10倍近く高速化するOSS実行環境(PHP系であればたいがい速くなります)に乗せ換えます。 だいたいこの2点で高速化します。 どのページが遅いかは、GoogleのPageSpeedInsightでチェックすればおおよそわかりますが、だいたいがトップページが原因であることが多いです。 Google PageSpeedInsight なお、このコラムを掲載いただいているデジタル・ヒュージ・テクノロジーはKUSANAGIの事例を多く公開しており、KUSANAGIが得意な会社です。興味がある方は是非お問い合わせいただけると幸いです。 KUSANAGIについて https://kusanagi.dht-jpn.co.jp/solutions/kusanagi/ デジタルヒュージテクノロジーKUSANAGI事例集

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穂苅智哉氏【WordPress セキュリティ】WordPressがPHP5.2から5.5までのサポートを終了させるを読み解く

1.はじめに こんにちは!プライム・ストラテジーでコンサルタントをしている、穂苅智哉と申します。 前回は、高速化の前段階、まず自分の関係しているWebサイトについてしっかり知るべきということで、パフォーマンスの計測ツールについて書いてきました。 売上を○万円達成するためGoogle PageSpeed Insightsの点数をモバイルで70点まで上げるなど、結構この計測ツールでのランクや点数をKPIにすることもあると思うので、重要な指標となってくるのではないでしょうか。 そんなWebサイト測定ツールコラムはこちらからご覧ください! 第16回【WordPress 高速化】WordPressのパフォーマンス測定ツールで自分のサイトを測定しよう さて、今回は最近WordPressについて話題になりました「WordPressがPHP5.2からPHP5.5までのサポートを終了させる」ということについて書いていきます。 WordPressを使っている人・企業は多いと思いますがPHPのバージョンはどうでしょう。 2.WordPressの発表を見てみる 2019年3月20日に発表された内容によると、このようになります。 Message: PHP: End official support for PHP5.2 -> 5.5 For the time being, we are ok with failures rather than not running the tests at all on these old versions. We will make decisions on fixes on a case by case basis. (引用元)https://core.trac.wordpress.org/changeset/44950 PHP5.2からPHP5.5までのバージョンではWordPressのオフィシャルサポートを終了するということです。 ただし、記述によるとケースバイケースで修正をするかどうかを決定すると書いてあります。 今後のWordPressを利用するには、PHPの5.6が最低限のバージョンになってしまうということです。 また、最新のPHP事情を見てみましょう。 W3Techによると、まずはPHPを利用しているウェブサイトは全体の79%だそうです。その中でPHPのVersion 5 の占める割合は54.9%もあることがわかります。 また、PHPのVersion 5と言ってもそこからさらに5.1や5.2のようにバージョンが分かれています。 その割合が以下です。 今回対象になっているPHPのバージョンがつまりはPHP5.5以下がサポート外になるので、そこに絞って見てみると実に55.6%になりました。(less than 0.1% は数が少ないため計算には入れていません。) この数値、放置している個人のサイトなども多く入っているのかも知れませんが、正直かなり多いです。 PHP自体のサポートバージョンを見ると、PHPのVersion 5系はこの2019年3月末現在すべてEnd of...

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災害時でも電話もデータ通信も行える、ヤマハルーターを使った安価な方法

こんにちは。デジタル・ヒュージ・テクノロジー顧問の吉政でございます。 災害時に多く方が経験する「現在、回線が大変混み合っております。暫く経ってから、お掛け直し下さい。」というアナウンスがあります。 これは、災害時に電話をかける人が多く、回線がパンクしてしまい、公衆回線(PSTN)がダウンしてしまう時にかかる通信規制によってアナウンスされる言葉です。 電話がつながらないとインターネットで通信しようとするのが人情です。そうなるとインターネットではトラフィック過多による輻輳が起きてしまい、インターネットもつながらなくなります。 個人的な連絡ですと、ネットが回復するのを我慢して待てばよいですが、ビジネスですと何とか通信を行いたいところです。そこでお勧めしたいのがヤマハルーターNVR700Wを活用した閉域LTE網です。 NVR700Wは内蔵無線WAN(LTE/3G)を搭載しIPsecにも対応した オールインワンVoIPルーターのフラッグシップモデルです。 特徴は以下です。 ・小型ONU対応・多彩なVoIP機能・内蔵無線WAN(LTE/3G)を搭載・RTXシリーズ各機能を搭載・使いやすさを追求した新Web GUIを搭載 例えば、以下のように設置します。 社長宅、本社、工場など災害時に電話で通信したいと思う拠点にNVR700Wを設置し、プライベート固定IPアドレスを割り振りLTE接続します。電話であれば、NVR700Wに電話機をつなげれば、災害時でもそうでなくてもいつでも電話ができます。災害時に100%の接続保証はできませんが、おそらく災害時でも通信ができるはずです。 応用例として以下のように、FAX接続やPBX接続などの方法も取れます。 災害時に通信ができることはビジネス上とても役立つ場面があるはずです。この閉域網をヤマハのNVR700Wで構築できるというコスト面でのリーズナブルさもとても良いです。 ヤマハルーターは法人だけではなく、店舗や監視カメラ環境などにも多数設置されており、SOHO市場20年連続シェア一位のルーターであり、安価さと頑丈さが評価されています。頑丈なことは災害時にも心強いと思います。 興味がありましたら、デジタル・ヒュージ・テクノロジーまでお問い合わせください。

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穂苅智哉氏の「真剣!KUSANAGI語り場」第16回【WordPress 高速化】WordPressのパフォーマンス測定ツールで自分のサイトを測定しよう

1.はじめに こんにちは。プライム・ストラテジーでコンサルタントをしている、穂苅智哉と申します。 前回は、知識として必須なAMPとFacebook Instant Articlesの概要について書いてきました。 AMPは近年対策を行う企業が増えてきており、注目している方も多いのではないでしょうか。WordPressでは基本的な部分としては専用プラグインで実装できてしまうこと、また利用事例が増えてきていることから、「モバイルの高速化といえば」という対策方法になってきています。 そんなAMPとFacebook Instant Articlesのモバイルサイト高速化コラムはこちらからご覧ください! 【WordPress 高速化】WordPress高速化の肝はモバイル高速化!AMPとInstant Articlesで高速化!(穂苅智哉の真剣!KUSANAGI語り場) さて、今回も高速化の話をします。一歩下がって客観的に自分の関係するWebサイトについての把握とよく言われている数値と比較してどうなのか?という話です。 2.Webサイトを計測してみよう Webサイトの高速化というのは、よく言われる話ですよね。ただ、「高速化」と一口に言ってもなかなか幅広いものです。 そこで、いくつかあるWebサイトの測定ツールを使って計測をしてみましょう。 測定対象は私のブログ『新卒IT文系セールスのBLOG』( https://webtomoblg.net/ )で行いました。 Google PageSpeed Insights( https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/ ) ページスピード測定ツールとしては最も有名です。 モバイルとPCのそれぞれのパフォーマンスを計測し、最適化についての提案も表示されるので、この結果をもとに施策を練ることも重要となります。 Pingdom( https://tools.pingdom.com/ ) こちらも有名な測定ツールです。スウェーデンの会社のツールで、スコアやサイトのどこにパフォーマンスを阻害する問題があるのかを確認することができます。WordPressサイトの計測の際によく使われているようでGoogle PageSpeed Insights と合わせて計測してみると良いかも知れません。 WebPagetest( https://www.webpagetest.org/ ) AOL社が開発したWebページのパフォーマンステスト用ツールです。かなりいろいろな分析をしてくれるため、利用するのも良いと思います。 このように、3つ紹介してきましたが実はこのサイトは、WordPressの公式ドキュメントとなる、Codex日本語版『WordPressの最適化』( https://wpdocs.osdn.jp/WordPress_%E3%81%AE%E6%9C%80%E9%81%A9%E5%8C%96 )であげられている測定ツールですので、このページをご覧いただくのも有益だと思います。 3.サイト表示速度と離脱率の関係 2018年2月の『Think with Google』のページ「Find out how you stack up to new industry benchmarks for mobile page speed」( https://www.thinkwithgoogle.com/marketing-resources/data-measurement/mobile-page-speed-new-industry-benchmarks/ )によると、 スピードは収益 モバイルページのロード時間(パフォーマンス)に3秒かかってしまうと、53%のユーザーが離脱してしまう 現在モバイルページの読み込み時間が7秒短縮されたが、まだ15秒ほどかかっている 表示速度が1秒から3秒に落ちると、直帰率が32%向上してしまう 表示速度が1秒から5秒に落ちると、直帰率がなんと90%向上してしまう 表示速度が1秒から10秒に落ちると、直帰率がなんと123%向上してしまう ということですので、いかにサイト表示速度が離脱と関係しているか、そしてそこを改善することがWebサイトの価値を上げることになるかがわかります。 4.サイト表示速度を上げる ここまでで、計測ツールで計測してみたところ遅いという結果になったサイトをお持ちの方は、殆ど例外なく離脱の原因になっていることでしょう。そこで、サイトの表示速度を上げる施策を取ることになります。 WordPressですと、キャッシュプラグインを利用して速度向上を図ったり画像最適化のプラグインを入れたりするのではないでしょうか。 しかし、ここまで重要なサイト表示速度は根本の部分から対策をする価値があります。 それが、KUSANAGIです。 KUSANAGIは、パフォーマンスチューニングを施したLAMP環境のようなもので、CentOS 7 標準環境に比べてWordPressが​10-15倍高速に動作するという実行環境になります。また、先に申し上げたキャッシュや画像最適化についてもKUSANAGIの標準機能として実装がされていますので、管理画面からのコントロールも可能です。...

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UnuntuでZFSを使ってみよう第6回「DRBDでZFS ボリュームを同期する」

前回では、ZFSのファイルシステムやボリュームを作成する方法を説明しました。今回は、Ubuntuという部分を全面に出して、DRBDで2つのサーバ間のZFSボリュームを動悸する方法を紹介したいと思います。 DRBDとは DRBD(Distributed Replicated Block Device)は、TCP/IPネットワークを通じて複数のサーバ間のHDD(パーティション)をミラーリング(複製)するソフトウェアで、HAクラスタでのディスク同期によく使用されます。DRBDは主なLinuxディストリビューションのみをサポートし、SolarisやBSD系のOSをサポートしません。 DRBDのインストール 今回Ubuntu18.04へインストールする際に、LinbitのDRBD9 stackを使用します。2台のUbuntu18.04+ZFSを用意し、以下の手順でPPAの追加、およびDRBDとlinstorというストレージの構成管理システムをインストールします。 今回は、以下の構成としています。 ホスト名 IPアドレス ubuntu-zfs01 192.168.33.12 ubuntu-zfs02 192.168.33.13 また、以下の設定を上記2台のホストに実施します。 rootユーザでの相互sshログオン可能な状態にする zfsとしてrpool/vol01 というZFSファイルシステムを作成する DRBDの設定 ubuntu-zfs01で以下の動作を行い、ノードの設定を行います。初期状態ではノードが登録されていないので、用意した2台を追加します。SATELLITEが、ディスクを提供するノードになります。 次に、ストレージプールpool1とボリュームvol1を追加します。 po1GBのvol1というリソースを作成したため、/dev/drbd1000 というデバイスが作成されました。 Primaryがubuntu-zfs01なので、/dev/drbd1000 はubuntu-zfs01から操作可能です。ubuntu-zfs02からはデバイスとして認識されません。 ファイルシステムの作成と同期の確認 作成したデバイスをxfsでmkfsしてマウントし、ファイルが書き込めることが確認できました。 それでは、ubuntu-zfs02へ切り替えてみます。手動でumountし、drbdadmでsecondary/primaryを切り替えます。 これで、ubuntu-zfs02でもvol1をマウントし、書き込めることが確認できました。ubuntu-zfs01へvol1を戻すときは、逆の手順を行うだけです。 DRBDとZFS 既にDRBDでは、ZFSをサポートしていることがわかったと思います。今回はDRBDの切替動作を手動で行いましたが、通常DRBDの切替動作はHeartbeatなどのHAクラスタソフトにより実施されます。DRBDには他にも様々な動作を行うことができますので、その詳細についてはLINBITのユーザガイドを参照ください。 次回からは、またZFSの機能について説明したいと思いますのでお楽しみに。 さて、このコラムを掲載いただいているデジタル・ヒュージ・テクノロジー社は老舗のOSSインテグレーターです。特にLinuxは強く、OSSを活用した業務システムの実績も多いです。興味がある方は以下のページもご覧ください。 DHT OSS導入コンサルティングサービスhttps://kusanagi.dht-jpn.co.jp/solutions/dht-oss-consulting/

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星降る夜【社長のアジト】

こんにちは! 代表の鵜川です。 正月の投稿からすっかり御無沙汰しちゃって・・・ アジトでは、年に一度か二度程度ですが星が降ってきそうな夜があります。 冬と言えばオリオン座ですよね! これは一眼レフで取った物ですが三脚にカメラを載せて5秒程度シャッターを開けただけですが素晴らしい写真が撮れたりします。 運良く綺麗に取れた星空は癒やしの一枚になります。 こんな私に興味があればFacebookでほとんどの投稿公開していますので読んでみてください。 但し、お友達申請は実際にお会いした方か友人の御紹介がないとお受けしておりませんので悪しからず。※フォローは御自由にどうぞ!

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宮崎悟氏の「UbuntuでZFSを使ってみよう」第5回 「ZFSのファイルシステムとボリューム」

前回ではZFSのストレージプールについて説明しました。今回は、ZFSのストレージプールから作成される、ファイルシステムとボリュームについて説明したいと思います。 ZFSのファイルシステム ZFSはその名の通り、Ubuntuを始めとするOSからファイルシステムとして認識されます。zpoolコマンドでストレージプールを作成すると、デフォルトで作成されたストレージプールと同じ名前のファイルシステムが作成され、rootファイルシステム以下にマウントされます。これがZFSのファイルシステムとなります。 zfs create コマンドを使用して、既存のファイルシステムの下にファイルシステムを階層的に作成することも可能です。zfsでは、この様に作成したファイルシステム毎にいろいろな管理を行います。 zfsでは、ファイルシステム毎に attribute と呼ばれる属性が設定できます。mountpointもその属性の一つです。試しに、tank/abcのmountpointを変更します。 この様に、ファイルシステム毎に自動的にマウントポイントは作成されますが、手動で変更することも可能です。また、zfs作成時に、オプション指定により設定変更した状態でファイルシステムを作成することも可能です。 zfs listで表示されるUSEDとAVAILが、現在の使用しているディスクサイズと使用可能なディスクサイズなります。tank/abc に100MBのファイルを作成すると、tank/abcだけでなく、tankの使用量も増えます。子ファイルディスク全体の使用量および容量が、全ストレージプールで共用することになることに注意しましょう。 ZFSボリューム ZFSは、ファイルシステムだけではなく、ボリュームという仮想ディスクとして扱うことが出来るデバイスを作成することも可能です。zfs create -V サイズ ボリューム名 を実行すると、どこにもマウントされないZFSボリュームが作成されます。 このZFSボリュームは、/dev/zvol 以下のデバイスファイルとして作成されます。 ディスクデバイスとして、fdiskやgdiskで確認可能です。下記のように、フォーマットされていない200MBのディスクデバイスとして認識されます。 この領域は、フォーマットしてxfsなどのファイルシステムをその上に構築したり、swap領域に使用したりできます。Solaris11では、ZFSボリュームがswapとして標準的に使用されたり、iSCSI/FC/FCoE/Infinibandで共有されるボリュームとして使用されることがあります。UbuntuでもiSCSIターゲットにすることは可能なようです。 今回は、ファイルシステムとボリュームについて話しましたが、次回はボリュームのちょっと変わった使い方について述べようと思いますので、お楽しみに。 さて、このコラムを掲載いただいているデジタル・ヒュージ・テクノロジー社は老舗のOSSインテグレーターです。特にLinuxは強く、OSSを活用した業務システムの実績も多いです。興味がある方は以下のページもご覧ください。 DHT OSS導入コンサルティングサービス https://kusanagi.dht-jpn.co.jp/solutions/dht-oss-consulting/

コラム

「管理職の経験と取締役の経験をいつ学ぶか」

こんにちは。デジタル・ヒュージ・テクノロジー顧問の吉政でございます。 出世することがすべてではありません。技術職人、営業職人、マーケティング職人として生きていく道を選ぶのもありです。どの道でも究めることは尊いことであり、素晴らしいと思っています。一方で職人とは違う、管理職、役員の道もあります。もちろん、他の道もあります。どの道を選ぶかは自由です。ただ、勝負をするタイミングがあると思ったので、それを若者に伝えたく、書きました。 ちなみに起業するのに職人の道がよいか、管理職の道がよいかという話を最初にしておきますが、目指す起業の規模や会社のスタイルによって分かれます。職人集団のようなごく少人数の会社や一人企業の場合は管理職の経験よりも職人としての腕を極めたほうが成功しやすいですし、ある程度の規模の企業を作りたいと思った場合は、サラリーマン時代に管理職や取締役の経験がないとちょっと厳しいですよね。管理職や取締役の考え方や行動などは非管理職時代に想像していた管理職や取締役のイメージとはかなり違います。それゆえに、ある程度の規模の企業を目指す場合は、サラリーマン時代にその経験を積んでおいたほうが圧倒的に有利です。その経験がないと、手探りで進めることになり、結果的に無駄うちが多くなります。経験上、管理職の本やMBAの本を完璧に読みこなしても管理職や取締役の経験の代替にはならないです。所詮机上の理論は机上でしかなく、その経験とは圧倒的な差があります。 ちょっと脱線しましたね。さて、勝負するタイミングの話です。管理職や取締役になるには実はタイミングがあります。採用でも出世でもそうですが、必ず過去の経験を見て、今後の伸びしろを想像して採用したり引き上げたりします。一言でいえば、年相応に出世していかないと、出世できる可能性が減るということです。極論ですが、50歳までに平社員だった人が、5年間で部長になることは、ちゃんとした会社ではまずありません。それは、平社員と管理職、取締役では、価値観、ロジックなどが決定的に違うので、50歳まで平社員だった人に部長の動きができるとは、普通考えないからです。簡単に言えば、平社員は自分の業務の成功を考えて行動しますよね。部門長であれば、部の予算や部内人事を考えて動きますよね。取締役になると、担当部門の戦略、予算、人事、部門経営的なことを考えて動きます。役職が上がれば上がるほど経営センスが問われ、大きなピンチの時でもリカバリできるパワーとしたたかさ、先の読み方などが必要になってきます。この経営センスについては、磨いていかないと身につかず、いつまでも出世できません。これが磨かれると、将来独立しても結構うまくいきやすいと思います。 ちなみに、社長や役員はどういうところを見て、上に引き上げているかという話をします。もちろん、成績が良いのは大前提で、これがクリアになってないと引き上げる候補にすらなりません。よって、腕を磨く必要がありますよね。その前提の上に、管理職や取締役としての考え方を持っているかを日頃の会話や会議での発言を見て判断されます。いや、判断するというよりもその人のは発言や動きが目に入ってきたときに「おっ、こいつもう出来てるじゃん」や「磨けばものになりそうだな」と反応されたりします。何気にこの反応が重要なのです。 ここで、若い人へのメッセージを伝えます。前述の「おっ、こいつもう出来てるじゃん」って気づいてもらうためには、上司との接点を増やし、上役の感覚を身に付けることと管理職やMBAなどの書籍を読み漁ること、上役が読んでいるビジネス誌、新聞もしっかり読むことが重要です。こういうと「えー!今も業務で忙しいのに、本なんて読んでられませんよ」という方がいるかもしれません。でも、できる上司の人たちはもっと忙しいのにちゃんと勉強していたりしますよね。つまりこれができないということは出世するための能力も足りていないということになります。もし、勉強ができない方は、業務を迅速に行うべく修業を積んでください。とはいっても、会社によっては尋常じゃない仕事量をさせる会社もありますよね。そういう会社で働いている方で、先輩が誰も出世していない会社の場合は、新しい道を考えたほうがいいかもしれません。年相応に出世できないと、その後出世するタイミングを逸しかねません。環境ってとっても大事です。 ちなみに、このコラムを掲載いただいているデジタル・ヒュージ・テクノロジーの鵜川社長は技術上がりの経験豊富な社長です。今技術者で将来のキャリアについてb相談されたい方は、一度、デジタル・ヒュージ・テクノロジー鵜川社長とお茶でもいかがでしょうか?社内ではなかなか相談できないと思いますので、良い機会になると思いますよ。 転職相談社長カフェ

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毎月改善のヒントをもらえるシステム定額改善サービスという考え方

こんにちは。デジタル・ヒュージ・テクノロジー顧問の吉政でございます。 大昔のシステムはフルスクラッチ開発しか選択肢がない時代がありました。メインフレーム全盛の時代はそうでしたよね。その後、パッケージソフト+カスタマイズという考え方が出てきて、市場ではフルスクラッチ開発とパッケージソフト利用とそのカスタマイズという3つの選択肢が存在していました。そして今は、所有する時代から利用する時代へということで第四の選択肢として、利用料を支払ってソフトを使用するサブスクリプションライセンスやSaaSの選択肢が生まれました。 選択肢が増えることはよいことですが、ここまでの選択肢はシステムが稼働すると営業マンはお客様に訪問しなくなり、お客様から追加要件の話をしないと、提案を受けられないようなケースが多かったように思えます。お客様によっては、頻繁に営業マンが来られても面倒な場合もありますので、頻繁には営業マンに来てほしくはないかもしれません。 そこで思うのは、アイディアレベルですが、題のような「毎月改善のヒントをもらえるシステム定額改善サービス」が面白いのではいかがでしょうか? このサービスの特徴は以下です。 システム構築は通常どおり開発料金が発生します。 通常のシステムメンテナンス料金+毎月軽微の改修を行う定額の料金が発生します。 毎月、システム改善のヒントがメールやチャットで連絡されます。お客様がよいと思ったものをベースにテレカンや会議でブレストし、要件をまとめシステム改修していきます。 このサービスの良いところは以下です。 お客様は毎月、様々なアイディアを得られます。 システムがローンチした後も毎月のブレストにより双方に負担が少なく、システムを育てやすい。 成長が速いビジネスの業務システムやWeb系のシステムには有効なのではないかと思います。このサービスはシステム開発とコンサルティングサービスを融合したモデルになります。システムは仕事道具なので、一番使いやすいものがよいと思うのです。定額サービスでコンサルティングとシステム改修がサービス化されているため、常に両社でシステムを育てたいという意識が働くため、より効率的にシステムが育っていくようにも思えます。いかがでしょうか? このサービスはまだ、デジタル・ヒュージ・テクノロジーでサービス化されていないもので、私が勝手に妄想しているサービスです。でも、面白い思う方は、是非、デジタル・ヒュージ・テクノロジーに相談してみてください。個別対応でサービス契約できると思いますよ。 興味がある方は、以下よりお問い合わせしてみてください。

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宮崎悟氏のUbuntuでZFSを使ってみよう第四回「ZFSで使用できるストレージプールを確認しよう(2)」

前回のおさらい 前回はzpoolで基本的なRAID構成であるストライプとミラーが構成できることを説明しました。 さて今回は、zpoolで構築できる、RAID5以上のボリュームについて説明したいと思います。 RAIDZ RAIDZ(RAIDZ1とも呼びます)はいわゆるRAID5に相当する構成です。データはブロックサイズで分散してディスクに配置し、そのデータブロックのパリティ(誤り訂正補正)を他ディスクに分散して配置します。そのため、構成するディスク1台が故障してもディスクを交換すれば、パリティからデータを復旧することが可能になります。 今回は1GBのファイルを複数用意して、挙動を確認します。 RAIDZは以下のように作成します。RAID5と同様に、3つ以上のディスクで構成します。 zpoolでは2.9GBですが、zfsとしては1.8GBが確保されます。zpool/zfs合わせて200MBほどが管理領域として確保されます。 RAIDZ2、RAIDZ3 RAIDZ2はRAID6相当で、RAIDZがパリティ1つなのに対し2つのパリティを持ちます。また、3つのパリティを持つRAIDZ3もあります。RAIDZ2~3のパリティはそれぞれアルゴリズムが異なるものを使用し、パリティが破壊されても他アルゴリズムでの復旧を行うことで、さらに堅牢性をあげています。 RAIDZ2/RAIDZ3は以下のように作成します。RAIDZ2は4本以上、RAIDZ3は5本以上のディスクで構成します。 RAIDZ2、RAIDZ3ともに、zpool上では構成したディスクの本数に比例した容量を持ちますが、zfs上ではRAIDZと同じ1.8GBが有効な容量となります。 RAIDZのストライプ構成 RAIDZ1~3は、複数個束ねてストライプ構成にすることが可能です。いわゆるRAID50やRAID60のような構成です。RAIDZ1~3は、パリティ計算をCPUで行うことからストライプ幅(構成するディスク量)を多くしても遅くなりがちですが、RAIDZ1~3をストライプ構成することにより、高速化することが可能です。 これらの構成は、同じRAID構成であればストレージプールに追加可能ですが、ストライプ幅やRAID構成が異なるものを追加することは出来ません。それぞれ、以下のようにエラーが発生します。 今回はストレージプールについて説明いたしたが、いかがだったでしょうか。次回はストレージプールとZFSの関係について説明していきたいと思いますので、お楽しみに。 さて、このコラムを掲載いただいているデジタル・ヒュージ・テクノロジー社は老舗のOSSインテグレーターです。特にLinuxは強く、OSSを活用した業務システムの実績も多いです。興味がある方は以下のページもご覧ください。 DHT OSS導入コンサルティングサービス https://kusanagi.dht-jpn.co.jp/solutions/dht-oss-consulting/

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