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コラム

KUSANAGIでクラスタを組んでみよう第1回(宮崎悟氏)

今回から、KUSANAGIでクラスタを組んで見ようと思います。 クラスタとは クラスタ(cluster)は直訳だと塊という意味です。今回は、同じ機能を持つ複数のサーバーを連携して動作させることを指します。一般的には、クラスタには2種類あります。 – HA(High Availability) クラスタ   可用性(Availability)を高めるために使用されるクラスタです。携帯によって以下の2種類があります。   – Active-Standby型     通常は起動側(Active)で起動し、待機側(Standby)へデータをコピーし続けます。     起動側に障害が発生したときにはサービスを即時停止し、待機側でサービスを再開します。   – Active-Active 型     すべてのサービスをすべてのサーバで行います。どのサーバが壊れても他サーバでサービス提供は継続されます。Webサーバなどで多く使われます。 – HP(High Performance) クラスタ(HPC)   高い計算力(Performance)を求める際に使用されるクラスタです。現在のスーパーコンピュータの上位の多くはHPCを使用し、分散計算を複数サーバで行うことにより高いパフォーマンスを得ます。 KUSANAGIは標準イメージに含まれるソフトウェアだけで、Active-Active 型のHA クラスタを構築することができます。 KUSANAGIのHAクラスタ KUSANAGIはWebサーバ、アプリケーションサーバ(主にPHP)、DB(mariadb)の3つの要素で成り立っています。これをActive-ActiveのHAクラスタで実現するには、以下のデータを同期する必要があります。 – アプリケーションが扱うデータ(WordPressのファイルや、アップロードした画像など) – DBのテーブル情報 KUSANAGIでは、上記データをリアルタイムで同期できます。 複数サーバ間ファイル同期 KUSANAGIでは、サーバ間のファイル同期にlsyncコマンドを含みます。 lsync コマンドは、inotify(inode notify)を使用して、指定したサーバに対してrsyncのようにファイルを転送する仕組みです。inotifyはLinuxカーネルの機能で、ファイルの変更をディレクトリ単位で検知する機能です。 通常このような場合には、NFSなどの共有ファイルシステムを利用します。しかし、高速を謳うKUSANAGIではNFSはファイルシステムとして遅すぎます。そのため、どのサーバのファイルが更新されたときでも、lsyncでファイルを他サーバにコピーして最新の状態にします。そして、高速なストレージであるSSDを使用することで、Webアクセス時のレスポンスタイムを小さくします。 もちろん、Webアクセスのレスポンスタイムを小さくするためにCDNの使用を進められることがあります。CDNは、世界中からの膨大なアクセスが行われる場合には必要です。日本国内のみのアクセスが予想される場合は返って遅くなる場合もあります。そのため、よほど高アクセス数でアクセス数が売上につながるようなサイトでない限りはCDNをお勧めしません。 複数サーバ間DB同期 KUSANAGIは、サーバ間のDB同期にmariadbを[Galera Cluster](https://galeracluster.com/products/)上で使用します。 Galera Clusterは、マルチマスタかつActive-Activeのクラスタを構成できるソフトウェアです。通常、DBの同期はマスタサーバへの書き込みを、レプリカサーバに転送することで行います。マルチマスタというのは、すべてのサーバへのデータ書き込みを、他サーバに送りデータ同期します。そのため、データの食い違いが発生するのですが、サーバ間の多数決により正しいデータを決めます。 そのためGalera Cluster のマルチマスタ構成は、奇数台であることを推奨しています。また、正しくデータを転送しデータの食い違いを防ぐために、すべてのDB同士が接続する状態を維持する必要があります。データ転送の経路を多重化するなどの施策も有効です。IaaSなどのクラウドでは、同じネットワーク上にあればSLAの範囲でデータ接続性を維持してくれるはずです。 終わりに 今回は、KUSANAGIでクラスタを組む際に、前提となる知識について述べました。次回からクラスタの構成の仕方を説明しようと思います。次回をお楽しみに。 さて、このコラムを掲載いただいているデジタル・ヒュージ・テクノロジー社は老舗のOSSインテグレーターです。特にLinuxは強く、OSSを活用した業務システムの実績も多いです。興味がある方は以下のページもご覧ください。 DHT OSS導入コンサルティングサービス

コラム

【モバイル高速化技術】KUSANAGI環境で実現できるモバイル表示高速化技術 “WEXAL® Page Speed Technology”(穂苅智哉氏)

1.はじめに こんにちは!プライム・ストラテジーでマーケッターをしている、穂苅智哉と申します。 前回は、KUSANAGIで利用できるクラウドサーバーの種類や特徴、クラウド業界の現状について書いてきました。 KUSANAGIは対応可能なプラットフォームがどんどん増えていますが、世界シェアで見ると、アジア圏以外は1位がAWS、2位がAzureという世界シェアです。 Azureは現在伸びがAWSよりも高く、Office365という強力なサービスも持っておりさらに様々な企業との連携をすることでシェアを伸ばしています。今後、どうなっていくのか、要注目です。 そんな前回のコラムはこちらからご覧ください! ▶ 【クラウドサーバーの特徴】KUSANAGIで利用できるパブリッククラウドの現状とどこを選んだらいいのか?(穂苅智哉氏) さて、今回は必見のテーマです!プライム・ストラテジーの新技術であり、最近のモバイルファースト時代に求められている、『WEXAL® Page Speed Technology』についてです。 2.モバイルファースト時代に求められるUX この『WEXAL® Page Speed Technology』は、まさに今どきのモバイルファースト時代に求められるUX(ユーザーエクスペリエンス)を求めて開発されました。 今やメディアやネットショッピングはPCではなくほぼスマートフォンで閲覧され、購入される時代です。日本においては20代、30代のスマートフォン利用率は総務省発表の「平成30年版情報通信白書」によると90%を超え、13歳〜19歳のティーンエージャー、40代でも80%以上の利用率です。現在のところこの勢いが無くなる要素が無いため、今後もスマートフォンによるWebサイト、サービス利用は増えてくるでしょう。 (出典)平成30年版情報通信白書(総務省) その中で、やはりユーザーが気になるのはどれだけのレスポンス速度でサイトが表示されるのかというところです。 Googleもモバイルファーストインデックスを開始して、PCサイトではなくモバイルサイトを検索ランキングの基準にしていますし、普段スマートフォンを利用していて一番イライラするところではないでしょうか。 こういったモバイルファースト時代にはいかにユーザーが離脱したいと思わせないような表示速度を実現する必要がどのサイトにもあります。結果としてUXの向上、コンバージョンの増加とつながっていくからです。 3.『WEXAL® Page Speed Technology』技術 『WEXAL® Page Speed Technology』という技術は、3つの最適化から成り立っています。バックエンド最適化、ネットワーク最適化、フロントエンド最適化です。この3つが三位一体となることで、ユーザーも納得のページスピードになります。 この『WEXAL® Page Speed Technology』エンジンは、KUSANAGIのPremium Editionに搭載され、利用することができるようになる予定です。今回まで取り上げてきたKUSANAGIの高速化、セキュリティの特徴をベースにそれをエンハンスする形でバックエンド、ネットワーク、フロントエンドの最適化を行うことによりモバイルファーストのページを実現します。また、この技術は既存のアプリケーションのソースコードには原則一切の改変を加えないという特徴があるため、どの利用者様にも安心して使っていただくことが可能です。 4.『WEXAL® Page Speed Technology』を見る 『WEXAL® Page Speed Technology』については、指標としてGoogleが提供しているPageSpeed Insightsがわかりやすいです。 最適化処理を加えることで、PageSpeed Insightsの評価が向上するからです。 以下は、 1.KUSANAGIを導入する前 2.KUSANAGIを導入した後 3.KUSANAGIを導入しWEXAL® Page Speed Technology も導入した後 の3つのPageSpeed Insightsのスコアを比較したものです。わかりやすくスコアに出ているのが確認できます。 (出典)WEXAL® モバイル表示高速化サービス(プライム・ストラテジー) サイトは千差万別です。様々なタグを仕込んでいたり外部リソースを取得していたり広告があったりですのでどの程度改善するのかをお伝えするのは難しいのですが、点数はともかく概ね上の図のような流れでスコアがアップするようにはなるかと思います。 ということは、SEOなどにもいい影響が出るということになります。 5.おわりに 今回は、プライム・ストラテジーの新技術『WEXAL® Page Speed Technology』を紹介してきました。今どきのUXのために、モバイルサイトの表示速度をいかにして向上させるかという部分を突き詰めた技術です。この技術を用いて自社のWebサイトの表示高速化をKUSANAGIとともに実現していき、サイトのコンバージョンが上がることができればと思います。また、この技術を用いたサービス『WEXAL® モバイル表示高速化サービス』で定期的にスコアや速度の維持を行うことも出来ます。 Webのコンテンツはますますリッチに、容量が大きくなってきます。そんな中でユーザーに見てもらうための施策として表示高速化は必須です。これを機に一度モバイルサイトの表示速度について考えるきっかけになれたら嬉しいです。 今回紹介したWEXAL® Page Speed TechnologyもしくはKUSANAGIにご興味をお持ちいただいた方はぜひご相談いただければと思います! このコラムを掲載いただいているデジタル・ヒュージ・テクノロジー様はWordPressサイトのKUSANAGI化やサイト保守はもちろん、OracleDBからPostgreSQLのマイグレーションサービスやパフォーマンス保障マネージドサービスの提供も可能です。興味がある方はぜひご相談ください! ※PostgreSQLパフォーマンス保証マネージドサービスについては以下をご覧ください。 ▶...

コラム

紫陽花の季節【社長のアジト】

代表の鵜川です! なかなか梅雨明けないですね! でもこの季節は那須高原では紫陽花がとても綺麗なんです。 どういうわけかわかりませんが、今年は百合が咲きました。植えた覚えがないのでタネが飛んできたのだと思います。球根からのイメージがありますが種なのですね。 今週末はMacでどうしてもftpを使わなければいけないシーンが発生!直近のMojaveではbrewコマンドも無くなり結構調べるのに時間がかかったのでメモ代わりに・・・ Homebrew のパッケージを取得してインストール$ /usr/bin/ruby -e “$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)” 続けてinetutilsをインストール$ brew install inetutils これでftp 等の古いコマンドが利用出来るようになりました。 こんな私に興味があればFacebookでほとんどの投稿公開していますので読んでみてください。 但し、お友達申請は実際にお会いした方か友人の御紹介がないとお受けしておりませんので悪しからず。※フォローは御自由にどうぞ!

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趣味はあるけど、仕事にいまいち燃えるものがない方。IT業界で働いてみたい方はお読みください。

こんにちは。デジタル・ヒュージ・テクノロジー顧問の吉政でございます。 趣味がある人は人生を楽しめますよね。私は釣りにお抹茶に料理が趣味です。釣りは、3mくらいのカジキや、幻と言われた野生のイトウ、レイクトラウトを釣ったりとかなり本格的だと思います。お抹茶は健康維持を兼ねて、毎日点てています。とても楽しいです。 さて、一方で仕事はうまく行き始めるとかなり大変になり、本当に忙殺されますよね。それはそれで幸せなことなのですが、忙しすぎると何のために働いているのかわからなくなることもあります。そのような時に趣味はあると、「この仕事が終わったら、遊び行くぞ!」という感じになったり、「あの釣竿を買うために稼ごう」みたいな感じになります。 やっぱり自分へのご褒美というか、遊びもないと人生やってられません。 趣味を持っている方はこの気持ちわかりますよね。 ちなみに趣味を探したい方は、このコラムを掲載いただいているデジタル・ヒュージ・テクノロジーの鵜川社長と遊びに行くと良いですよ。以下のブログを見てもわかる通り、趣味の塊みたいな方です。 コラム「社長のアジト」https://kusanagi.dht-jpn.co.jp/category/column/agito/ 一度話を聞いてみたい方は社長カフェでお茶でも飲みながら話を聞いてみてください。 転職相談社長カフェ https://kusanagi.dht-jpn.co.jp/cafe/ ちなみに最近、募集情報を更新しました。オタクな方もゲーマーも趣味がある人が欲しい!ということになり、 オタクな方、ゲーマーでWebエンジニアやWebデザイナーに興味がある方を募集しています。興味がある方は以下をご覧ください。https://kusanagi.dht-jpn.co.jp/saiyou/taiguu/ さて、本題に入ります。今回、このコラムでお伝えしたいのは、趣味があるけど仕事はいまいちだと思っている人へのメッセージです。 趣味があるけど、仕事がいまいちな方は以下のパターンに分類されるような気がします。(間違っていたらすみません) 仕事にまじめに取り組めない。やる気がない。 仕事を頑張っているけど、燃えるものがない。 仕事を頑張っているけど、職場環境になじめない。 仕事を頑張っているけど、成長を感じられない。 仕事を頑張れない方は、ちょっと私はアドバイスができないのですが、上記の2から4の方にはアドバイスをしたいことがあります。 その人によって状況が違うので、一概には言えませんが、目標がなかったり、自分の成長のさせ方が不得手で、なかなか伸びなかったり、周りと感覚が違って、なじめなかったりするのだと思います。そのような時に私が助けられたのが、若い時の師匠でした。 私がやりたいことを、先にやっていて、仕事も遊びも上手で楽しんでいる方でした。 そういう師匠のような上司がいたことは私にとって幸せなことでした。 皆さんの周りに師匠はいますか? 趣味があるということは楽しみ方を知っているということです。 仕事を頑張っているのに、いまいちなのは、やり方を知らない、目標が定まらない、不器用だったりするので、指導してくれ、目標となるような人が必要なのだと思います。 良く遊び、よく働き、めっちゃ楽しみたい方は、是非、デジタル・ヒュージ・テクノロジーの鵜川社長の話を聞いてみてください。何かのヒントになると思いますよ。興味がある方は社長カフェでお茶でも飲みながら話を聞いてみてください。 転職相談社長カフェ https://kusanagi.dht-jpn.co.jp/cafe/

OSSビジネス千里眼

KUSANAGI をWindowsで動かしてみよう第3回(宮崎悟氏)

前回のおさらい 前回は、KUSANAGI for VagrantでWordPressの初期設定画面を出るところまで行いました。今回は、WordPressの設定をコマンドで実行してみましょう。 WordPressのセットアップ KUSANAGI にはwpコマンドというcliのコマンドが含まれています。詳細はwpcliのウェブサイトを御覧ください。wpコマンドを使用すると、コマンドラインからWordPressの初期設定を行うことが出来ます。 ここでは前回行ったコマンド実行後の環境を前提とします。設定したシェル変数、KUSANAGI_PASSWORD、DBROOTPASS、SITE_DOMAIN、DBNAME、DBUSER、DBPASSを使用して、以下のようにコマンドを実行します。 hostsにIPアドレスとホスト名を登録し、ブラウザから$FQDNで指定したドメイン名を開くと、WordPressの初期画面が表示されます。 オレオレSSL証明書とオレオレSSL認証局を使用 自己(オレオレ)SSL証明書というのは、皆さんご存知だと思います。KUSANAGIでもデフォルトでは自己SSL証明書を使用します。しかし、最近では自己SSL認証局という技術が出てきました。今回はその自己SSL認証局の一つである、mkcert を使用してSSL証明書とSSL認証局を使用してみましょう。 mkcertのインストール mkcertはOpenSourceでリリースされているSSL認証局(CA局)とSSL証明書を作成するツールです。mkcertは、Windows/Mac/Linuxでも動作するツールです。インストールする方法はmkcertのページに書いてあります。 筆者は、Windowsなら Chocolateyで、Mac/LinuxではHomeBrewを使用してインストールしています。 以下の作業は、Vagrant環境内ではなくホスト側で行う必要があることに注意してください。 mkcertのCA証明書インストールとSSL証明書発行 mkcertを使うには、まずCA証明書を作成する必要があります。以下のコマンドを実行すれば、作成されたCA証明書をWindowsの証明書ストアやChromeの認証書として登録されます。作成したCA証明書ファイルは、-CAROOTオプションを付けるとディレクトリが表示されるので、そのディレクトリ下にCA証明書と秘密鍵があります。 firefoxを使用する場合は、以下のように設定から「プライバシーとセキュリティ」の「証明書を表示」を選択します。表示される証明書マネージャーから、「インポート」を押して、mkcertで生成したCA証明書を選択します。 インポート終了後に以下のように表示され、mkcertのCA局が登録されたことを確認できます。 次にSSL証明書を発行します。以下のようにコマンドを実行すれば、SSL証明書と秘密鍵が生成されます。_wildcard.ドメイン名のようにするとワイルドカード証明書を発行することが出来ます。 上記コマンドで、指定したドメイン名.pem(SSL証明書)とドメイン名-key.pem(秘密鍵)のペアが作成されます。今回は、wordpress.localdomain.pemとwordpress.localdomain-key.pemを作成します。 KUSANAGIでSSL証明書を設定 では、ホスト側で作成したSSL証明書を WordPressに登録します。vagrant ssh-config でsshの設定が表示されるので、その情報からscpを使ってVagrant環境にコピーしましょう。下記はWSLでの実行例です。 次にVagrant環境にsshして、以下のコマンドを実行します。 これで、指定したSSL証明書/秘密鍵が設定され、httpのセッションがhttpsへリダイレクトされるようになりました。ブラウザで確認すると、以下のようにhttpsで無事に正確な証明書として表示されます。 SSL接続することで、KUSANAGIがhttp/2 および TLS1.3で暗号化接続されていることが確認できます。まず、上記SSL接続情報で、接続がTLS1.3で暗号化されていることが分かります。また、開発ツールを表示する(Ctrl+Shift+i もしくは F12を押す)してネットワークタブを表示します。ここで上記サイトをリロードし、wordpress.localdomain を部分を見ると、プロトコルがHTTP/2.0となっているのがお分かりいただけたと思います。 現在http/2で表示するサイトは増えてきましたが、TLS1.3で接続できるWebサイトはまだ少ない状態です。 すべてを自動で設定する Vagrantfileに処理を書けば、上記すべての処理を自動で行うことが出来ます。ただし、mkcertによるSSL証明書は事前に作成してください。また、ドメイン名などを変更するときは、SSL証明書の名前も変更する必要があることに注意してください。 これで、WordPressサイトを自動的に作成することが出来ました。wpコマンドで既存のテーマやプラグインを予め入れることも出来ます。ぜひ、KUSANAGI for Vagrantで開発・検証環境を使っていきましょう。

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Arduino検定試験

先日、プレス発表になりましたが「Arduino検定試験」を行う運びになりました。基本的には、「日本SoC技術者育成協会」という団体が行いますが私が副理事に拝命され誠に嬉しく思っております。 昔から他の団体でオープンハードの Arduino の製作イベント等も開催しておりましたが、若い人が「ものづくりの」魅力を感じて将来の日本を支えて欲しい思いはあったからです。認定試験という形で実を成すのでは無いかと考えております。 すっかりDHTは何でも屋みたいなイメージになってきていますが、基礎技術がしっかりしていれば何にでも対応できると私は信じています。 社長のアジト 今回はちょっと宣伝ぽくなってしまいました・・・(汗; こんな私に興味があれば Facebook でほとんどの投稿公開していますので読んでみてください。 但し、お友達申請は実際にお会いした方か友人の御紹介がないとお受けしておりませんので悪しからず。※フォローは御自由にどうぞ!

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AWSの市場シェア伸長が完全に停止。Azureが170%成長し、差が縮まる(2019年5月調査データより)

こんにちは。デジタル・ヒュージ・テクノロジー顧問の吉政でございます。 Interop Tokyo2019併設のAWS SUMMITがとても盛り上がったそうです。マーケティングを生業としている私はAWS SUMMITの盛り上がりの理由を以下のように読みました。 ・Interop Tokyo2019は地方からの出張者が多いイベントなので、まだAWSの話を聞いていない地方出身者が大量にAWS SUMMITに流れ込んだ可能性が高い ・著名なイベントの併設は「ついでに参加」が多いため、集客しやすい 別にAWSが大嫌いなわけではないのですが、そう思う背景に、市場データではここ数年、AWSの市場シェアが伸びていなく、停止もしくは減少と出ているためです。 一年前に以下のコラムでもご紹介しましたが、AWSの市場シェアは伸びていません。 クラウド市場でMicrosoft AzureがAWSを抜くのは時間の問題。ではデータを見てみましょう。 https://kusanagi.dht-jpn.co.jp/2018/05/cloudmarket/ このように書くと、「AWSは売り上げが好調で、売り上げが伸びてます!といってますよ」と言われそうではありますが、クラウド市場が伸びているので、売り上げが伸びてある意味当然です。私が言いたいのは、AWSの売り上げ成長率がクラウド市場全体の成長率を下回っているということです。つまり、売り上げが伸びていますが、シェアが維持もしくは落としているのです。 https://www.srgresearch.com/articles/chasing-pack-gain-market-share-q1-amazon-maintains-clear-lead?fbclid=IwAR16ifQorrOkgJ2lQj8HVPuAOUSfM5qzp_OWaHEQ0aAicIb1n3Lf6ILLyRg 先月公開されたばかりの最新の市場データをご覧ください。上記を見ると、売り上げ規模が一番多いのがAWSです。しかし、AWSは成長率において市場成長率とほぼ同じに掲載されています。つまりシェアは伸びていないのです。一方伸びているのがAzure、Google、Alibabaの3クラウドです。シェアが2位で成長率が高いAzureはこの中で最も有力です。 そう思う理由は以下です。 ・マイクロソフトはクラウドソリューションを大量に保持しており、戦略的に手を打ちやすい ・パートナーシップが強いマイクロソフトに対して、収益独占型のAWSは多勢に無勢で勝てなくなっていくため ・AWSが好きなコアな技術者が中心だったクラウド市場が一般市場に展開する中、その市場はAzureを好む傾向がある ・Windows Server 2008のEOSなど、EOSの保守延長がAzure移行で3年無料延長となるため 客観的に見てAzureがAWSに負ける理由があまりないです。おそらく3年前後で、シェアが並ぶか、Azureが逆転するはずです。 なお、このコラムを掲載いただいているデジタル・ヒュージ・テクノロジーはクラウドを選びません。またOSSを活用した業務システムが得意な会社です。オンプレミスからクライドへの移行の際は、是非、お問い合わせください。 お問い合わせ先

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【クラウドサーバーの特徴】KUSANAGIで利用できるパブリッククラウドの現状とどこを選んだらいいのか?(穂苅智哉氏)

1.はじめに こんにちは!プライム・ストラテジーでマーケッターをしている、穂苅智哉と申します。 前回は、KUSANAGIで使用しているCentOSとPHPについて書いてきました。 CentOSの最新版、CentOS7をyumでインストールするとデフォルトがPHP5.4系になります。WordPress5.2以降はPHPのバージョンが5.6.20以上サポートとなりますのでこの部分も留意するひつようがあるかと思います。 そんな前回のコラムはこちらからご覧ください! ▶ 第18回 CentOS7のPHPとWordPress さて、今回はKUSANAGIで利用できるクラウドサーバーの話をしていきます。 2.クラウド業界は全体的に好調 強者にシェアが集まってきた ▶ The Leading Cloud Providers Increase Their Market Share Again in the Third Quarter(Synergy Research Group) まず現在のクラウド業界から見てみます。 このデータは、Synergy Research Groupの2018年 第3クウォーターのクラウドマーケットシェア(IaaS、PaaS、プライベートクラウド)調査ですが現在はAmazon(AWS)がTOPを維持しています。 ただ、Microsoftに関しては、現在AmazonよりもMarket Share Gain(マーケットシェアの拡大)が2%以上伸びているのがわかります。 つまりこのまま伸びていけば、AWSの地位を脅かすのがMicrosoftということになります。 また、Alibabaは中国に圧倒的なアドバンテージを持っている企業です。中国の人口現在約14億人というマーケットにおいてのアドバンテージはかなり強力ですし、周辺のアジアにも強みがあります。 以下のグラフを御覧ください。これは、地域別のパブリッククラウドの順位を示しています。すべての地域でAWSがリーダーなのですが、APAC Region を見てみましょう。 APACは、Asia-Pacificのことですので、ここを見ると、他の地域と異なっているところがあります。それは、2位がMicrosoftではなくAlibabaである点です。現在中国、アジアへのビジネスを行う際のクラウドの選択しとしては圧倒的に1位なので今後APAC RegionのLeaderがAlibabaになる可能性も十分にあると思います。 ▶ No Change at the Top as AWS Remains the Leading Public Cloud Provider in all Regions 3.主要クラウド3つの特徴 今回は、パブリッククラウドの上位3社に絞って、紹介をしていきます。 ① AWS まずは圧倒的No.1のAWSです。 AWSは2004年からサービス提供をしているクラウドのデファクトスタンダードのような状態です。 世界中の21の地理的リージョンにある 66 のアベイラビリティーゾーンで運用され、さらに 4 つのリージョン (バーレーン、ケープタウン、ジャカルタ、ミラノ) と 12 のアベイラビリティーゾーンが追加される予定とのことですので、コンピューティングだけでなくブロックチェーンやIoT、ビックデータなど非常に多様な機能を追加、ブラッシュアップしているクラウドです。 ▶...

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KUSANAGIをWindowsで動かしてみよう第2回(宮崎悟氏)

前回のおさらい 前回は、VagrantとVirtualBoxの設定で終わってしまいました。今回は、VirtualBox上のKUSANAGIでWordPressをセットアップしたいと思います。 前回、このような設定ファイルを追記したと思います。 この状態で vagrant.exe upを実行すれば、Vagrant経由でVirtualBoxが立ち上がります。 まず、VirtualBoxイメージをvagrantcloudからダウンロードします。そして、仮想マシンの立ち上げ、仮想ネットワークを作成するところが確認できます。 この際、VirtualBoxやWindows Defenderで幾つか聞かれることがありますが、これはVagrantがVirtualBoxの仮想ネットワークなどを自動的に作成するためです。すべて「はい」を押しましょう。 sshで接続してみよう KUSANAGI for Vagrantの公式ドキュメントにある通り、TeraTermやPoderosaなどのSSHクライアントから接続可能です。しかし、ここはWSL(Windows for Subsystem)からsshで接続してみましょう。 基本的には、vagrant.exe ssh でssh接続が可能です。 $ もし、これでssh接続出来ない場合は、以下のようにssh鍵を使用してアクセスして下さい。 WSLの端末から以下のコマンドを打つと、sshの接続情報が取得できます。 この情報を元に、ssh鍵ファイルをWSLのホームディレクトリにコピーします。Windowsのパスが表示されるので、wslpath コマンドを使用してWSLのパスに変更すると良いでしょう。また、ssh鍵のパーミションを600にすることを忘れないようにしましょう。 そして、この鍵を使用してsshコマンドを使用します。指定したSSHポートもしくは、private_networkで指定したIPアドレスに以下のように接続できると思います。この場合、WSLのsshコマンド以外のSSH端末から接続可能です。 WordPressの設定をしよう kusanagiへのssh接続ができればあとは簡単です。sudo コマンドを使用すると root権限でコマンドを実行できます。root権限でkusanagi initとkusanagi provisionを実行すれば、簡単にWordPressのインストールが出来ます。KUSANAGIパスワードやDB情報は、mkpasswdなどを使用して自動生成することをお勧めします。 kusanagi init/provision コマンドは対話式でも実行可能ですが、オプションのみでもほぼ設定可能です。 kusanagi init は、内部でyum update、SSHホスト鍵作成、certbot-autoの更新などを行うため、時間がかかります。 これで、WordPressのプロビジョンまで終了しました。 管理者権限で、Windowsのホストファイル(C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts)に以下の行を追記します。念の為、ipconfig.exe /flushdnsも実行しておいたほうが良いでしょう。 ブラウザで http://wordpress.localdomain にアクセスすればWordPressのインストール画面が現れます。 次回予告 今回、VagrantでVirtualBoxの設定を行い、ssh経由でKUSANAGIの設定を行いました。次回は、VagrantだけでWordPressの設定を行いたいと思います。次回をお楽しみにお待ち下さい。 さて、このコラムを掲載いただいているデジタル・ヒュージ・テクノロジー社は老舗のOSSインテグレーターです。特にLinuxは強く、OSSを活用した業務システムの実績も多いで す。興味がある方は以下のページもご覧ください。 DHT OSS導入コンサルティングサービス https://kusanagi.dht-jpn.co.jp/solutions/dht-oss-consulting/

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CentOS7のPHPとWordPress(穂苅智也氏)

1.はじめに こんにちは! プライム・ストラテジーでマーケッターをしている、穂苅智哉と申します。 前回は、WordPressがPHP5.2から5.5までのサポートを終了させる発表を行ったことによる紹介と解説、対処法について書いてきました。 この話題はニュースにはなりましたが、現在でもPHP5.x系を使っている割合はまだまだ多く、世界のサイトが完全に安全なPHPのバージョンにできるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。 そんな前回のコラムはこちらからご覧ください! ▶第17回【WordPress セキュリティ】WordPressがPHP5.2から5.5までのサポートを終了させるを読み解く さて、今回は引き続きPHPの話ですが、切り口を変えてみます。OSと絡めて考えていきたいと思っています。 日本で一般的に利用されているWordPressのOSは、CentOSです。現在はCentOS7が最新版として、多くのWordPressで利用されていますが、そのCentOS7とPHPの関連性はご存知でしょうか。 2.KUSANAGIのOS まずは、プライム・ストラテジーで開発している超高速WordPress仮想環境 KUSANAGI を見てみます。 KUSANAGIは、現在以下のような構成が提供されています。 ・WordPress 最新版(KUSANAGI 専用プラグイン同梱) ・CentOS 7.6 ・Nginx 1.17.0 ・Apache 2.4 ・HHVM 3.19.2 ・PHP7.3.5 (php-fpm, Cli) ・PHP5.6.x (php-fpm, Cli) ・MariaDB-server 10.1.40 (一部省略) CentOSは7.6、PHPは現在最新の7.3系が利用可能です。 3.CentOSとPHPとWordPress ▶The CentOS Project CentOSは、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)という商用向けのLinuxOSの派生版で、無料で利用できるOSのことです。RHELはサポートがしっかりしており、その分有償での提供がされていますが、CentOSはRHELのクローンOSとして無償で提供されています。 シェアはというと、安定して20%弱を維持しています。日本では主流なCentOSですが、海外ではUbuntuという別のLinux派生のOSが主流です。 ▶Historical trends in the usage of Linux subcategories for websites 意外と知らないかもしれませんが、日本で有名なCentOSの最新版CentOS7を単純にyumでインストールしても、PHPは5.4系になります。さらにWordPress5.2のアップデートに関連して実施された、WordPressの必須PHPバージョンが、PHP5.6.20以降となりました。これは、大きな動きとして捉えられましたが、このような情報を常に追いかけていくのはかなり大変なことではないでしょうか。 ▶PHP 最低必須バージョンの変更 PHPのバージョンの話は、以前のコラムでも書いておりますのでご参照ください。 ▶【WordPress・PHP】あなたのPHPのバージョンは大丈夫? なぜこうなっているのかというと、CentOSのWikiに以下のような記述がありました。 you will generally NOT find the very latest versions of various packages included...

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