OSSビジネス千里眼

WordPressのバックアップ方法、設定例もご紹介

こんにちは。デジタル・ヒュージ・テクノロジー顧問の吉政でございます。

WordPressの日本市場のシェアがOSS CMSの中で94%になり、全CMSの中でも64%になりました。

もう圧倒的なシェアと言っても過言でないと思います。

CMSのシェアについては以下のコラムで解説していますので、興味がある方はご覧ください。

このコラムを読まれている方の中にもWordPress使ってます!という方も多いと思います。

ところでWordPressのバックアップはどうやってますか?

私は心配性なので、必ず2重バックアップをしています。元バックアップベンダーの営業部長としては様々なケースを見ているので、怖さも知っています。

皆さんが知らない意外な事実として、バックアップデータがリカバリしないことがあるのです。

バックアップデータがうまくとれたように見えて、実はとれていなかったことに起因しています。同じバックアップのソリューションを使っていて、バックアップデータの世代によって、リカバリできたりできなかったりすることもまれにあります。

それゆえに私は必ず、以下のルールでバックアップを取ることにしています。

・2系統でバックアップを取る(二つのバックアップ手法を使って2種類のバックアップを取る)(例えば、イメージバックアップでOSから丸ごととるのと、データのみのバックアップの2系統など)

・各バックアップ系統で最低3世代のバックアップデータを保管する

・保管場所は最低2か所に分けて保管する(例えばローカルとクラウドなど)

イメージバックアップの場合は、OSも含めて丸ごとバックアップ&リカバリになるので、OSやミドルウェアのバージョンを気にせずリカバリできますよね。ただ、ハードやクラウドの相性もあるので、その点はデータバックアップがうまく行く場合もあります。それゆえに、2系統をバックアップしています。

私の場合はどうやっているかというと、以下を採用することが多いです。

・クラウド上でインスタンス丸ごとバックアップする

・Updraftというプラグインを使って、クラウドtoクラウドでバックアップする

・節目節目でバックアップデータをローカルに落とす

WordPressのバックアッププラグインはかなりたくさんありますし、どれがいいかも迷いますよね。私は技術者でもなく、英語のマニュアルをじっくり読む時間もないです。

そんな私でも、直感的に操作できて、確実にバックアップもできる、Updraftが気に入っています。有料ライセンスを購入することで、手厚いサービスも受けられるため、お客様のニーズに合わせて対応もできるのがいいです。

まだUpdraftを使ったことがない方は試してみてもいいかもしれません。

(試される場合はあくまで自己責任で宜しくお願いいたします。)

Webサイトのバックアップなどの相談されたい方は、是非以下のサービスも利用してみてください。

DHTOSS導入コンサルサービス

関連記事一覧