OSSビジネス千里眼

国内のOSS CMSでWordPressのシェアが94%になった件、非OSSを含んだ全OSSでも断トツの1位はやっぱりWordPressという件

こんにちは。デジタル・ヒュージ・テクノロジー顧問の吉政でございます。

BuildWithというサイトで、OSS-CMSで国内シェアをWordPressが94%を取ったという情報が流れてきた。

グラフは以下です。

そのソースは以下になります。

https://trends.builtwith.com/cms/open-source/country/Japan

OSSでの切り口という新しい日本国内でのCMSシェアなので、注意深く見てみた。

ちなみに調査方法は、BuildWithが国内のCMSサイト約10万6千サイトを調査して、分析したものです。よって、現在稼働している全CMSのシェアが見えるというものです。ただ、このシェアには国産のOSS CMSが全く出てこないので、おそらく、調査時に国内OSS CMSはCMSとしてカウントされなかったのだという認識をしています。よって、国産OSS CMSをカウントするともう少しWordPressのシェアは少ないかもしれません。

一方で非OSSを含んだ、全CMSの国内シェアは以下の通りです。

ソースは以下になります。

https://trends.builtwith.com/cms/country/Japan

ここも国産のCMSは全くリストに出てこないので、おそらくデータには含まれてはいないものと推測します。

ちなみに、ここで紹介されているグラフは全て、現在稼働中のものになりますので、過去に導入した実績はカウントされていません。

ちなみに参考までにW3Techsによる調査ですと国内CMSシェアはWordPressが83%というデータもあります。

W3Techs 国内CMSシェア
https://w3techs.com/technologies/segmentation/cl-ja-/content_management

ただ、全CMSシェアの場合、WordPressが国内外どの市場データを見ても一位であるのは変わりがないようです。

ここで注意していただきたいのは、WordPress以外のCMSがいろいろないい方をして、自社CMSがシェア1位と宣言しているところがあります。具体的な例を挙げると以下になりますので、気を付けてください。

・商用ライセンスシェア(商用ライセンスとは有料のライセンスを指しており、CMSの大半を占めるOSS CMSを除外したシェア)

・CMS売り上げシェア(CMSの大半を占めるOSS CMSはライセンスの売り上げが上がらないため、これもOSS CMSを除外したシェア)

・エンタープライズCMSシェア(企業向けのCMSのシェアを指すが、WordPressを小規模向けと定義している基準がおかしなシェア)

※WordPressのエンタープライズ事例が最もたくさん掲載されているプライム・ストラテジーの事例集を見てもお判りいただけます通り、WordPressが小規模向けでしか使えないというのはもう10年以上も前のかなり大昔の話であり、現在では大企業でかなり使用されているのが現状です。

※プライム・ストラテジー事例集 https://www.prime-strategy.co.jp/achievements/

また、市場調査データにある、代表的なサイト名を見ても大手企業がずらっと並んでいます。

※WordPressユーザ一覧 https://trends.builtwith.com/websitelist/WordPress/Japan

WordPressがここまで普及している理由は、以下であると考えております。

・開発力の高さ

・コミュニティの強さ

・プラグイン・テーマの豊富さ

・技術者の豊富さ

・管理のしやすさ

・デザイン性の高さ

などがありますが、ここ数年はWordPressの最大の弱点であった、コンテンツが多くなった場合や画像を多用するサイトの場合、パフォーマンスが劣化する問題をOSSの超高速実行環境「KUSANAGI」が完全に払しょくし、導入するだけで表示速度が10倍程度向上するようになり、さらに国内での大企業を中心にシェアが伸びています。

先日もプライム・ストラテジーの報道発表があり、3年間で2万台に導入ができたそうです。

引用マイナビ「プライム・ストラテジー、「KUSANAGI」の導入台数が2万台を突破」 https://news.mynavi.jp/article/20180724-668887/

3年間で2万台というのは新規やリニューアルのWebサイトにおいてかなりのシェアを取っていることを指します。

このコラムを掲載しているデジタル・ヒュージ・テクノロジーはKUSANAGIパートナーとして実績を重ねており、KUSANAGIをベースにした構築には自信があります。

KUSANAGIに興味がある方は以下をご覧ください。

https://kusanagi.dht-jpn.co.jp/solutions/kusanagi/

 

 

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