HTTPS/HTTPの混在にするとGoogle Chromeでブロックされる件
こんにちは。デジタル・ヒュージ・テクノロジー顧問の吉政でございます。
Google公式ブログで、Google Chrome Ver.81では「HTTPで提供されている画像を自動的にHTTPSへアップグレードし、HTTPSで提供されていない場合はブロックされる」との発表がありました。※対象となる公式ブログへ
以前から常時SSLの話が叫ばれていますが、2018年10月のZDnetの記事によると「企業サイトのHTTPS化は2割、大学や銀行では半数以上–JIPDEC調査」との結果も出ており、常時SSL化が進んでいないことがわかります。
個人的に今回の件で、「もういっそのこと、全面常時SSLにしてしまおう」という機運が高まるのではないかと思っています。
ちなみに日本のブラウザシェアは以下の通りです。
引用元:https://webrage.jp/techblog/pc_browser_share/
Chrome系が50%を超え1位です。
この日本全体の半分のシェアを持つブラウザで影響がでるので、Web担当者としては気になるところだと思います。
常時SSLの話ですが、サイト全体で常時SSL化すればOKになると思っています。多くの企業では部分的なSSLを導入しているので、それを全ページ対応にするだけです。方法としては言うのは簡単です。
ちなみに、このコラムを掲載いただいているデジタル・ヒュージ・テクノロジーのWebサイトはかなり前から常時SSL化しており、全ページHTTPになっています。しかも、無料で実現しています。
ちなみに、無料のSSLは3か月とか半年ごとに登録をしないといけないので、無料のSSLだと運営が面倒くさいですよね。ただデジタル・ヒュージ・テクノロジーはそういう手間を一切やってません。
では、どうやっているかという話ですが、KUSANAGIの常時SSL機能を使用しています。KUSANAGIで常時SSL機能をオンにすると無料のSSLを使用して自動メンテナンスしてくれます。すごく便利だと思います。
デジタル・ヒュージ・テクノロジーはKUSANAGIのパートナーであり、マネージドサービスも提供しています。他社が作ったWebサイトも保守を引き継ぎ、KUSANAGI化も行います。興味がある方は以下のKUSANAGIページもご覧ください。
超高速CMS実行環境「KUSANAGI」