ガートナーの市場データを見るとMicrosoft Azureが3年後にAWSのシェアを抜くように見える件

こんにちは。デジタル・ヒュージ・テクノロジー顧問の吉政でございます。

※ここに書かれている仮説はガートナー社の解説ではなく、執筆者個人の見解による仮説になります。予めご了承ください。

5月に「クラウド市場でMicrosoft AzureがAWSを抜くのは時間の問題。ではデータを見てみましょう。」を公開し、大変反響をいただきました。

この反響の背景にあるのはAWSが盤石なシェアを持っている思っている人が大半なので、「えっそうなの?」というギャップでたくさん読まれた感じになりました。

しかし、Microsoft AzureがAWSのシェアを抜くのもいよいよ現実味を帯びてきています。

今日は最新のガートナーのデータをもとに、私の独自の見解で予想をしてみます。

まずはグラフを見てみましょう。

Worldwide IaaS Public Cloud Services Market Share, 2016-2017 (Millions of U.S. Dollars)

Company 2017

Revenue

2017 Market

Share (%)

2016

Revenue

2016 Market Share (%) 2017-2016 Growth (%)
Amazon 12,221 51.8 9,775 53.7 25.0
Microsoft 3,130 13.3 1,579 8.7 98.2
Alibaba 1,091 4.6 670 3.7 62.7
Google 780 3.3 500 2.7 56.0
IBM 457 1.9 297 1.6 53.9
Others 5,902 25.0 5,392 29.6 9.5
Total 23,580 100.0 18,213 100.0 29.5

Source: Gartner (August 2018)

引用:Gartner Says Worldwide IaaS Public Cloud Services Market Grew 29.5 Percent in 2017

まず、この表を見て驚いたのはAlibabaです。いつの間にか3位になってますね。やはり中国は大きな国という印象を持ちました。そんなことより、AWSとMicrosoft Azureの成長率です。AWSの成長率が25%に対して、Microsoft Azureは98%の成長率になっています。急成長で3位にのし上がったAlibabaよりも成長率が高いです。

もし、2016-2017の成長率を維持した場合、3年後の2020年にはMicrosoft AzureはAWSを売り上げシェアで逆転することになります。

2016-2017成長率 2017 2018 2019 2020
AWS 25% 12,221 15,276 19,095 23,869
Microsoft Azure 98% 3,130 6,197 12,271 24,296

この仮説はガートナーの仮設ではありません。私個人の仮説になります。2016-2017成長率を今後も維持していく保証はどこにもありません。しかしながら、Microsoft Azureの成長率は年々向上しており、AWSの成長率は年々減少しています。このことから推測すると、私個人の仮説は、2020年よりも前にシェアが逆転する可能性があることすら含むと考えています。

さて、このグラフを見るとマイクロソフトのAWSを2020年までに抜く宣言を思い出します。まさに有言実行になりそうな勢いです。

日本マイクロソフト、新たな目標はクラウド市場首位
http://ascii.jp/elem/000/001/546/1546676/

個人的にはマイクロソフトは広範囲なパートナーシップが基本の戦略であり、Amazonは強いパートナーとのみ組む集中型の戦略を展開しています。大型の顧客単価が高いソリューションで展開する場合、集中型の戦略がうまくいくことが多いですが、クラウドは顧客単価が減少していくインフラ的な市場であるため、広範囲なパートナーシップが有利です。更にマイクロソフトはクラウド上のキラーをリューションを大量に持っています。

そして、技術力の差は必ず挽回するでしょう。これはマイクロソフトの得意中の得意な分野です。必ず後発参入でトップを取るのがマイクロソフトです。昔、マイクロソフトと20年近く戦ってきたので、その強さはよく知っています。(今は仲良しですw)

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