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OSSビジネス千里眼

AWSの市場シェア伸長が完全に停止。Azureが170%成長し、差が縮まる(2019年5月調査データより)

こんにちは。デジタル・ヒュージ・テクノロジー顧問の吉政でございます。

Interop Tokyo2019併設のAWS SUMMITがとても盛り上がったそうです。マーケティングを生業としている私はAWS SUMMITの盛り上がりの理由を以下のように読みました。

・Interop Tokyo2019は地方からの出張者が多いイベントなので、まだAWSの話を聞いていない地方出身者が大量にAWS SUMMITに流れ込んだ可能性が高い

・著名なイベントの併設は「ついでに参加」が多いため、集客しやすい

別にAWSが大嫌いなわけではないのですが、そう思う背景に、市場データではここ数年、AWSの市場シェアが伸びていなく、停止もしくは減少と出ているためです。

一年前に以下のコラムでもご紹介しましたが、AWSの市場シェアは伸びていません。

クラウド市場でMicrosoft AzureがAWSを抜くのは時間の問題。ではデータを見てみましょう。

https://kusanagi.dht-jpn.co.jp/2018/05/cloudmarket/

このように書くと、「AWSは売り上げが好調で、売り上げが伸びてます!といってますよ」と言われそうではありますが、クラウド市場が伸びているので、売り上げが伸びてある意味当然です。私が言いたいのは、AWSの売り上げ成長率がクラウド市場全体の成長率を下回っているということです。つまり、売り上げが伸びていますが、シェアが維持もしくは落としているのです。

https://www.srgresearch.com/articles/chasing-pack-gain-market-share-q1-amazon-maintains-clear-lead?fbclid=IwAR16ifQorrOkgJ2lQj8HVPuAOUSfM5qzp_OWaHEQ0aAicIb1n3Lf6ILLyRg

先月公開されたばかりの最新の市場データをご覧ください。上記を見ると、売り上げ規模が一番多いのがAWSです。しかし、AWSは成長率において市場成長率とほぼ同じに掲載されています。つまりシェアは伸びていないのです。一方伸びているのがAzure、Google、Alibabaの3クラウドです。シェアが2位で成長率が高いAzureはこの中で最も有力です。

そう思う理由は以下です。

・マイクロソフトはクラウドソリューションを大量に保持しており、戦略的に手を打ちやすい

・パートナーシップが強いマイクロソフトに対して、収益独占型のAWSは多勢に無勢で勝てなくなっていくため

・AWSが好きなコアな技術者が中心だったクラウド市場が一般市場に展開する中、その市場はAzureを好む傾向がある

・Windows Server 2008のEOSなど、EOSの保守延長がAzure移行で3年無料延長となるため

客観的に見てAzureがAWSに負ける理由があまりないです。おそらく3年前後で、シェアが並ぶか、Azureが逆転するはずです。

なお、このコラムを掲載いただいているデジタル・ヒュージ・テクノロジーはクラウドを選びません。またOSSを活用した業務システムが得意な会社です。オンプレミスからクライドへの移行の際は、是非、お問い合わせください。

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