Googleの速度測定ツールが改訂されました。皆さんのサイトをチェックしてみましょう
こんにちは。デジタル・ヒュージ・テクノロジー顧問の吉政でございます。
Googleのモバイル速度測定ツールが改訂されました。
Googleは少し前に宣言している通り、PCからの表示環境はカウントせずにモバイル環境で見やすいか、速いかをチェックしています。もうモバイルしか見ないということですね。実際にモバイルで速ければPCはさらに速く、モバイルで見やすければPCでも見やすいです。
そこで、GoogleはTEST MY SITEというモバイル環境での表示速度チェックツールを公開していました。Page Speed Insightがページ単位で測定するのに対して、TEST MY SITEはサイト全体をチェックしてくれます。
新しくなったTEST MY SITEのトップページはこんな感じです。
https://www.thinkwithgoogle.com/intl/ja-jp/feature/testmysite
低速なモバイルサイトは損してますよ!とGoogleは言っています。
Googleにとってみると、検索した先のサイトが遅かったり、見にくかったりすると「へい!Googleさん、とんでもないサイトをリコメンドしてくれたな」という評価を頂くので、Googleにとっては重要なことなのです。
「Googleの評価が下がってもうちには関係ない」
と思う方がいるかもしれませんが、全世界の検索シェア9割のGoogleのツールでペナルティを受けると、検索順位が下がります。日本での検索シェアは95%なので、Google中心に考えてもいいくらいです。
チェックして「遅い」というペナルティを受けてしまった方々へ、私なりの対処法を書きます。
厳密にはTEST MY SITEの計測結果にその対処法が書いてあるのですが、それが対応できる方はその対応をしてください。(解決できるかどうかは微妙ですが)
私なりの対処法は以下です。
- モバイル用のスクロール画面や、重たい画像を表示しないようにする(特にトップページ)
- KUSANAGIというWebサイトを10倍近く高速化するOSS実行環境(PHP系であればたいがい速くなります)に乗せ換えます。
だいたいこの2点で高速化します。
どのページが遅いかは、GoogleのPageSpeedInsightでチェックすればおおよそわかりますが、だいたいがトップページが原因であることが多いです。
Google PageSpeedInsight
なお、このコラムを掲載いただいているデジタル・ヒュージ・テクノロジーはKUSANAGIの事例を多く公開しており、KUSANAGIが得意な会社です。興味がある方は是非お問い合わせいただけると幸いです。
KUSANAGIについて
https://kusanagi.dht-jpn.co.jp/solutions/kusanagi/
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