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超セキュアにPDFを共有するためのメリットを考える

改めまして。吉政創成の吉政でございます。 9月からデジタル・ヒュージ・テクノロジー社の顧問をさせていただくことになり、そのご縁でコラムを連載いたします。

今回は「超セキュアにPDFを共有するためのメリットを考える」というタイトルで書きます。

お客様の機密情報を扱う仕事を得られるということは、お客様とのビジネス上の信頼関係が強いことの表れになります。機密性が高ければ高いほど、取引額も大きいことも多く、非常に高い機密性を持つドキュメントのやり取りをするようになるお客様を失うと事業としても痛手を負うことが多いですよね。

漏えいすることで取り返しがつかないこともあります。

例えば新製品などがそうです。

新製品については発表前に漏えいしてしまうと、その情報が競合にわたることもありますし、その会社の信頼も落ちます。そして、漏えいされてしまった新製品の情報を漏えいによって変えることも難しく、覆水盆に返らずという状況になります。

長年メーカーのマーケティング部門を担当していた感覚でお話をすれば、新製品の情報を漏えいした会社と契約を継続することはなかなか難しいです。既にリークしていた製品であればまだ許せますが、コンシューマー向けの製品で、情報を一切シャットして発表日に向けて準備をしていた製品の場合はちょっと許せないです。わざとではなくても、書類を紛失してしまった場合など、結果的に漏えいは漏えいなので、同じ感覚になります。

少し前にノートPCの紛失率が5%ほどあるというデータを見たことがあります。単純計算で20名の会社で1名がノートPC紛失経験があるということになります。

ノートPCのハードディスクを抜き取れば、データが読めてしまうノートPCも多いと思うのです。フォーマットしたハードディスクのデータも拾い上げることができるくらいですから、データを抜き取ることは難しくはないですよね。

そう考えると、機密性の高いデータは社外に持ちださず、外部からの攻撃にも強い、超セキュアな環境を作って、許可をした特定な方にのみ閲覧させるのが一番良いと思うのです。実は安全なファイル共有については、5年近くコンテンツを作っていたので、兼ねてからそのようなシステムがあるといいなと思っていました。

今回、デジタル・ヒュージ・テクノロジーが発表した「DHT超セキュアPDF閲覧システム」はまさにそのようなシステムになります。このシステムはファイル・コピー不可、ダウンロード不可、印刷不可、持ち出し不可の限定的な閲覧しかさせないシステムになります。

「DHT超セキュアPDF閲覧システム」は半パッケージ製品になりますので、最適なコストでお客様のご用件に合わせた閲覧システムを作れます。

「DHT超セキュアPDF閲覧システム」の概要を以下に記載しますので、興味がある方はご覧ください。

◆「DHT超セキュアPDF閲覧システム」の特徴

・PC/iPadなどのデバイスに機密情報を保存しなくて良いので、盗難・紛失によるリスクの低減できます。
・社内ネットワークへVPN接続(認証)と閲覧システムへのログイン認証の二段階のセキュリティにより、不正サクセスによる機密情報の盗難リスクを軽減できます。
・本システムの閲覧機能によりPDFがセキュア化され、印刷・ダウンロードができなくなります。
・PDFファイルの有効期限などファイルに対して閲覧制限をかけられます。

<DHT超セキュアPDF閲覧システム>
https://kusanagi.dht-jpn.co.jp/solutions/dht-secure-pdf/

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