災害時でも電話もデータ通信も行える、ヤマハルーターを使った安価な方法
こんにちは。デジタル・ヒュージ・テクノロジー顧問の吉政でございます。
災害時に多く方が経験する「現在、回線が大変混み合っております。暫く経ってから、お掛け直し下さい。」というアナウンスがあります。
これは、災害時に電話をかける人が多く、回線がパンクしてしまい、公衆回線(PSTN)がダウンしてしまう時にかかる通信規制によってアナウンスされる言葉です。
電話がつながらないとインターネットで通信しようとするのが人情です。そうなるとインターネットではトラフィック過多による輻輳が起きてしまい、インターネットもつながらなくなります。
個人的な連絡ですと、ネットが回復するのを我慢して待てばよいですが、ビジネスですと何とか通信を行いたいところです。そこでお勧めしたいのがヤマハルーターNVR700Wを活用した閉域LTE網です。
NVR700Wは内蔵無線WAN(LTE/3G)を搭載しIPsecにも対応した
オールインワンVoIPルーターのフラッグシップモデルです。
特徴は以下です。
・小型ONU対応
・多彩なVoIP機能
・内蔵無線WAN(LTE/3G)を搭載
・RTXシリーズ各機能を搭載
・使いやすさを追求した新Web GUIを搭載
例えば、以下のように設置します。
社長宅、本社、工場など災害時に電話で通信したいと思う拠点にNVR700Wを設置し、プライベート固定IPアドレスを割り振りLTE接続します。電話であれば、NVR700Wに電話機をつなげれば、災害時でもそうでなくてもいつでも電話ができます。災害時に100%の接続保証はできませんが、おそらく災害時でも通信ができるはずです。
応用例として以下のように、FAX接続やPBX接続などの方法も取れます。
災害時に通信ができることはビジネス上とても役立つ場面があるはずです。この閉域網をヤマハのNVR700Wで構築できるというコスト面でのリーズナブルさもとても良いです。
ヤマハルーターは法人だけではなく、店舗や監視カメラ環境などにも多数設置されており、SOHO市場20年連続シェア一位のルーターであり、安価さと頑丈さが評価されています。頑丈なことは災害時にも心強いと思います。
興味がありましたら、デジタル・ヒュージ・テクノロジーまでお問い合わせください。