穂苅智哉氏のコラム第10回「KUSANAGIの今。利用できるサーバー環境とは?」
はじめに
こんにちは。プライム・ストラテジーでコンサルタントをしている、穂苅智哉と申します。
前回は、KUSANAGIの新しいニュースとして、『KUSANAGI for Vagrant』について書いてきました。このVagrantを使ったKUSANAGI環境で手軽に色々お試しいただけると嬉しいです。
今回はKUSANAGIが現在利用できるサーバーについて改めて紹介してみます。
2018年8月時点でのKUSANAGI対応サーバーとは
パブリッククラウド、プライベートクラウドそしてVPSに大きく分かれます。
パブリッククラウド
以下の18パブリッククラウドにて利用可能です。
KUSANAGI for Microsoft Azure
KUSANAGI for IBM Cloud(Bluemix)
KUSANAGI for AWS
KUSANAGI for Cloudn
KUSANAGI for IDCF クラウド
KUSANAGI for さくらのクラウド
KUSANAGI for S-Port
KUSANAGI for ConoHa
KUSANAGI for Z.com
KUSANAGI for GMOクラウド ALTUS(アルタス)
KUSANAGI for NIFCLOUD(Nifty)
KUSANAGI for GCP
KUSANAGI for HyperCloud(株式会社ハイパーボックス)
KUSANAGI for CloudGarage(NHN JAPAN株式会社)
KUSANAGI for EVA(鈴与シンワート株式会社)
KUSANAGI on Alibaba Cloud(Alibaba)
KUSANAGI for CLARA ONLINE(株式会社クララオンライン)
KUSANAGI for ASPIRE(ソフトバンク株式会社)
ハイブリッドクラウド
KUSANAGI Runs on Docker
KUSANAGI for VMware
KAGOYA JAPAN WordPress専用サーバー
KUSANAGI for Vagrant
VPS
KUSANAGI for EX-CLOUD(NHN JAPAN株式会社)
KUSANAGI for さくらのVPS(さくらインターネット)
KUSANAGI for CPI(株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ)
KUSANAGI for TENTEN(GMOインターネット)
この中のどれを使ってもKUSANAGIが利用できます。皆様の企業の状況などで柔軟に選択ができます。(例えば事業会社でしたらAWSが多いのかもしれませんし、学校法人や独立行政法人などはMicrosoft Azureが多いような傾向があります。)
使い方
KUSANAGIのサイトに各サーバー会社別にインストール方法から仮想マシン起動までの手順がございますので一度お試しください。(KUSANAGIの利用料金は無料です。各サーバー会社へのサーバーの使用料のみでご利用いただけます。)
https://kusanagi.tokyo/cloud/kusanagi-for-microsoft-azure-arm/
KUSANAGIは、ありがたいことにWebをやっているエンジニアの方にはよく使っていただくのですが、Webサイトを利用して戦略を立案実行するWeb担当者、広報担当者の方にとってはなかなかご認知が難しいのが現状です。
Web担当者様とKUSANAGI
Web担当の方にもKUSANAGIを知っていただきたい理由としては、Googleが提唱しているユーザーにとって利用しやすいサイトとして、ページの表示速度という要素が大きくなってきているためです。表示速度が影響する部分としては、離脱率や直帰率、ページビュー数の低下などがあり、結果としてコンバージョンの低下につながる部分です。良い記事をユーザーに提供し続けることがたしかに重要なのですが、もう少しインフラ寄りの部分のことを知ることはとても有益ではないかと思います。
終わりに
今回はKUSANAGIが利用できるクラウドなどの環境を紹介してきました。対応サーバーはどんどん増えていっておりますし、AWS、Microsoft Azure、GCPといった世界のTOP3のクラウドの利用も可能ですのでぜひ一度お試しください。その結果、ご担当のメディアサイトやコーポレートサイトがますますお客様にとって有益な状態になっていただけると嬉しい限りです。
Webサイト構築からKUSANAGIを使ったサイト保守運用まで、プロフェッショナルとして対応させて頂いております。
「Webサイトの保守を全て、もしくは一部お願いしたい。」
というご依頼などございましたら、疑問や相談など小さなことでもお問い合わせください。
それでは、次回もお楽しみに!
※KUSANAGIについては以下をご覧ください。
https://kusanagi.dht-jpn.co.jp/solutions/kusanagi/